協会ニュース

2016.01.29
平成28年 協会・組合合同新年会
2016/1/26
時間18:00 ~ 20:00
場所ホテル日航金沢
内容 金沢建設業協会と金沢建設業協同組合の「合同新年会」が1月26日(火)午後6時からホテル日航金沢で、山野之義金沢市長、北川義信石川 県建設業協会会長、関洋一東日本建設業保証株式会社石川支店長、桶川秀志金沢市公営企業管理者、野口広好都市整備局長、浅川明弘土木局長等のご来賓、協会 員、組合員方々、合わせて100名が出席し盛大に開催されました。
 冒頭、平櫻保会長より「昨年は3月の新幹線金沢開業、そして11月には金沢マ ラソン2015が開催され、この金沢を県内外はもとより国内外にまで知らしめる大きなイベントであり、大きな成果を見たということで金沢市民にとって名誉 なことであったと思っている。今後もこの大会が引続き継続されるということであり、金沢協会も物心両面での協力をして行きたい。
 さて、金沢市に は中核市として非常に多額な建設投資・予算を確定して頂いており、新しい構想である「世界交流拠点都市」の実現のための新交通政策、工学部跡地の区画整理 等々、また建築においては第二庁舎、そして美大の移転という大きな計画が策定されている。ただ、残念ながら今、業界の競争が厳しく、過当な競争を繰り返し ている。
 本来建設業は社会的使命として、この建設投資に貢献し、適正な利潤を頂き、それに応じた適正な納税をして社会貢献としなければならな い。一昨年成立した改正品確法は、ダンピングによって品質を落とすことなく立派な工事をしてほしいとの内容で制定された法律であると理解している。我々は 適正な価格で受注し、立派な社会資本を建設することによって社会貢献したいと思っている。
 会員企業の皆様方には品確法を十二分にご理解いただき、金沢市の市民に安全・安心な社会資本を提供できるような立派な会になりたいと願っている。」との挨拶がありました。
  続いて鶴山庄市協同組合理事長より「私どもの組合は、金沢市あるいは石川県ご当局の深いご理解と力強いご支援があればこそということで成り立っている。組 合の運営は、いかに工事を発注していただけるか、これに掛かっている。一昨年までは補正予算の関係で切れ目のない発注が続き、そのお陰で大変な好況感を満 喫でき、大変順調であった。しかしここ1年半前頃からは建設業界の空気が少し変わってきている。現在は、しっかりとした予算を確保していただいており、こ の予算の確保の上に立って、これからは発注件数の確保あるいは発注のタイミング、工期の設定という発注サイド運用面での工夫、ご配慮を賜りたい。」との挨 拶がありました。
 引続き、来賓を代表して山野之義金沢市長が「私どもはいろいろな現場の皆様の声に適正に応えていくことが我々の仕事の一つだと 思っている。協会、協同組合の皆様方には普段から梅雨入り前のがけ地のパトロールや緑化清掃、また去年は金沢マラソンへの物心両面にわたる力強いご支援を 頂き心から感謝している。また、今般の寒波の除雪においても皆さんのご協力により、金沢は大きな混乱もなかった。これは迅速な除雪に取り組んで頂いたお陰 であると感謝している。今、予算編成をしているが、現場の皆さんの声も聞きながら予算を有効に執行することが行政の仕事と考えている。」との祝辞を賜りま した。
 この後、北川義信石川県建設業協会会長の乾杯の音頭で和やかに懇親会が始まりました。午後8時から橋本和雄副会長の音頭で、協会員及び協同組合員一同の発展を願い一本締めを行い、閉会いたしました。