協会ニュース

2019.10.08
協会創立50周年記念式典・祝賀会の開催
2019/10/3
時間17:00 ~
場所ホテル日航金沢 4階 鶴の間
内容 発足から50年を迎えた金沢建設業協会の創立50周年記念式典・祝賀会が、10月3日、17時からホテル日航金沢、鶴の間に谷本石川県知 事、山野金沢市長、馳衆議院議員、山田参議院議員、岡田参議院議員、福村県議会議長ほか県議会議員や市議会議員の皆さま、国、県、市の関係機関の皆さま等 100人のご来賓をお迎えし、協会役員、協会員など総勢221人により盛大に開催されました。
 最初に三茶屋街の14人の芸妓衆による 「祝三番叟」の披露と物故者への黙祷に続き、橋本会長の式辞では、金沢協会が創立した経緯や諸先輩が幾多の困難を乗り越え今日の協会の礎を築いて頂いたこ とへの感謝の言葉を述べ、また、創立後の社会状況と協会員数の増減の変化を紹介した後、「民主党政権から現自公連立政権に変わって以降、徐々に公共事業予 算が増加し、また、北陸新幹線金沢開業以降は、民間建築需要も旺盛となり、現在、協会員数は、91社を数える状況となっています。ようやく我々の建設業界 にも景気の上向き感が感じられ明るさが増す状況となりましたことを大変、喜ばしく思っています。
 一方、建設産業界を取り巻く課題は山積していま す。とりわけ建設業界を支える人材の確保や育成に向けた働き方改革への対応が必要であり、働きやすい職場環境への改善が不可欠です。このため業界自らが果 敢な行動と努力することは勿論ですが、関係機関の皆さま方には適切なご指導とご支援をお願いします。
 また、地震災害や大規模且つ多発化する風水害と土砂災害には、防災施設整備に加え、円滑で確実な災害支援対応力の向上が求められています。
  交流人口は、北陸新幹線金沢開業以降着実に増加し、また、鼠多門をはじめとする金沢城の復元整備、城周辺のライトアップ、谷口吉郎・吉生記念金沢建築館の 開館など賑わいを増幅させ、更なる誘客に繋げる施策が次々と打ち出されています。明年7月には、国立工芸館の開館も予定されており、「まち」の魅力や回遊 性は更に向上することから、来街者は、益々増加することが見込まれ、心うれしい限りです。
 同時に、来街者と市民の皆さまの安全・安心な生活を守る建設産業界の責務は、一層大きくなります。
 このため各防災機関との災害支援協定や協会BCPに準拠し、関係機関の皆さまと連携した訓練を重ね、協会員が一丸となって実践力の向上に努めるなど、諸課題を改善し業界の発展を期していきます。
 また、金沢マラソンのボランティア活動や杜の都にふさわしい緑化や森づくりへの奉仕活動など地域社会に貢献する活動にも全力で取り組んで参ります。
  最後に、私どもは、「給与が良い」「休暇が取れる」「希望が持てる」の新たな3K業界を確立すると共に、これからも新たに策定した協会のキャッチフレーズ である「街を創る 歴史を創る 未来へ繋がる建設業」を目指して社会的な責任を果たし、地域に寄与して参る所存ですので、ご来賓の皆さま方、関係機関の皆さまに置かれましては、今後とも 特段のご支援とご指導を切にお願い申し上げます。」との力強い決意で締めくくる挨拶がありました。
 次に、山野市長から「協会が実施している市立工業高校生徒の学習への多大な支援に感謝する」など
 谷本知事、市長、馳衆議院議員、山田参議院議員、岡田参議院議員、小倉県協会会長の順番で建設業界や協会活動への感謝や期待など心温まるご祝辞を頂きました。
 祝辞に続き、記念事業として実施してきた各事業を紹介した後、今年4月15日に協会が金沢市に対し「市役所第二本庁舎周辺の緑化に役立てて頂く寄付金と市立工業高校への測量機械の寄贈」に対する感謝状が市長から会長に贈られました。
 この後、主な来賓者を交え鏡開きを行い、福村県議会議長の乾杯のご発声により賑やかで和やかな祝宴が始まり、盛況なうちに岡副会長の締めの挨拶により祝賀会は終了しました。
ご来賓の皆さまをはじめご参集頂きました皆さま方には、厚くお礼を申し上げます。