協会ニュース

2008.04.11
「建設トップランナーフォーラムin富山」に参加してみて
内容 3月8日(土)に高岡市で行われた「建設トップランナーフォーラムin富山」に参加してきました。
 まず日本青年会議所建設部会長で、当広報セクションリーダーでもある奥田孝行氏の開会挨拶から始まりました。
広 報セクションの課題でもある異業種との意見交換に関しては、異業種進出という形でいくつか事例が紹介されており、建設業からの進出では何でもくっつく樹脂 からヒントを得た自然石透水型グレーチングの製品化、ビル管理会社からはイベント・パーティーの企画・運営会社設立等、各会社が進出するきっかけになった 出来事や思い付きが紹介されていました。今回は成功事例でしたが、いずれの企業も順風満帆できたのではなく、試行錯誤の末現在に至っているようでした。
 また民間企業以外では、北海道庁が取り組んでいる異業種進出企業に対する支援などの紹介、女性を中心としたNPO法人による、女性の視点から見た地域づくりの提案等がありました。
  今回のフォーラムへの参加は、建設業界の今後や異業種進出の可能性について、当協会としても少しでも参考になればと思い参加しました。異業種進出のきっか けや選択肢は多岐にわたっています。ただし、実行するには充分な協議と冷静な判断が必要だと思います。やり方次第ではハイリターンを望めるかもしれません が、結果が出るまでには相当なリスクと月日を要することも忘れてはいけません。